「そろそろホットペッパーをやめたほうがいいのかな」
「でも、やめたら予約が減りそうで不安」
サロンを続けていると、一度はこんな気持ちがよぎる方も多いと思います。
掲載費が高く感じるようになったり、価格競争に巻き込まれている感覚があったり、「このやり方でいいのかな」と違和感が生まれてくる。それは、とても自然なことです。
ただ、ひとつだけ大切にしてほしい視点があります。
脱ホットペッパーは、「やめる」という行動から始めるものではありません。
集客の流れや、判断の軸、受け皿となる場所。それらを整えた結果として、「使わなくても大丈夫な状態」になること。
この記事では、脱ホットペッパーを考え始めたときに、やめる・続けるを決める前に整理しておきたい3つの視点をお伝えします。
「ホットペッパーをやめたい」と思う理由を整理してみる
まず冷静に、なぜ「ホットペッパーをやめたい」と思っているのかを少しだけ整理してみてください。
- 集客が不安定だから
- 値下げしないと選ばれないから
- 自分のサロンらしくないから
もしホットペッパーをやめたいと思っている理由が、忙しすぎるや疲れている、気持ちが追い込まれている。こうした状態から来ているなら、「ホットペッパーをやめる」という判断は一度保留してもいいかもしれません。脱ホットペッパーは、感情ではなく判断で進めた方がうまくいきます。
① ホットペッパーは「悪」なのか?
最初に考えておきたいのは、この問いです。
ホットペッパーは、本当に悪い存在なのか?
答えは、NOです。
ホットペッパーは、認知を広げたり、初回の来店ハードルを下げるという点では、とても優秀な媒体です。問題になるのは、それしか集客手段がない状態です。
媒体に「判断」を委ねていないか
ホットペッパーに依存している状態では、価格や見せ方、比較の軸。これらの判断を、自分ではなく媒体側に委ねてしまっていることがあります。
その結果、
- 値下げが前提になる
- 比較されることに疲れる
- 選ばれている感覚がなくなる
という感情につながりやすくなります。
② 集客の「流れ」は設計できているか
次に考えたいのが、集客をどう捉えているかです。
もし今、『ホットペッパーに載せる → 予約が入る』。この一択になっているなら、それは 「点の集客」 です。
集客を「流れ」で考えると、
- 知ってもらう
- 気になる
- 安心・納得する
- 選ばれる
ホットペッパーは、この流れの中の一つの点にすぎません。

集客の全体像については、「サロン集客は『点』ではなく『流れ』で考える」で詳しく整理しています。
流れがないまま、やめるとどうなるか
集客の流れが整理されていないままホットペッパーをやめると、予約が急に止まってしまったり、不安が一気に増える。焦って別の媒体に飛びつくということが起きやすくなります。これは、脱ホットペッパーが失敗する典型的なパターンです。
③ 「受け皿」は整っているか
3つ目は、とても現実的なポイントです。ホットペッパーを使わない場合、お客様はどこで判断するのか?
多くの場合、それは ホームページ です。サロンの考え方やメニューの意図、どんな人に向いているか。
これらが整理されていないと、
- 比較されると弱い
- 安心材料が足りない
- 予約まで踏み切れない
状態になります。



「サロンのホームページは何のためにあるのか」で、役割を詳しく書いています。
脱ホットペッパーは「段階的」でいい
脱ホットペッパーは、0か100かではありません。
- 掲載プランを下げる
- クーポンを減らす
- 新規より既存重視に切り替える
こうした小さな調整の積み重ねでも十分です。大切なのは、自分で集客をコントロールできている感覚を取り戻すことです。
「やめる」ではなく「選べる」状態へ
最終的なゴールは、ホットペッパーを使わないこと ではなく使う/使わないを選べる状態です。
その状態になって初めて、
- やめても不安がない
- 価格を下げなくてもいい
- 自分のサロンらしさを保てる
ようになります。
まとめ|脱ホットペッパーは、整った結果
脱ホットペッパーは、勇気や勢いでやるものではありません。
- 媒体との距離感
- 集客の流れ
- 受け皿の整備
これらを整えた結果、自然と依存度が下がる。それが、無理のない脱ホットペッパーです。
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