サロンを開業するとき、一番ワクワクして、同時に一番悩むのが “物件選び” です。
「どんな場所がいいんだろう?」
「家賃は高くても立地重視がいい?」
「2階って集客に不利?」
「マンションサロンってどう?」
など、迷うポイントが多くて不安になる方も多いはず。
ですが、物件選びには「ここだけは抑えておけば失敗しない」という7つの視点があります。
今日は、これまで多くのサロン開業相談に乗ってきた経験から「サロン物件選びで絶対にチェックすべき7つのポイント」をシンプルにまとめます。
これを知っておくだけで、物件探しの不安が一気に減り、迷いのない選択ができるようになります。
① |立地:ターゲットが通いやすい場所か
サロンにとって「立地」は大きな武器になりますが、“駅から近ければいい”とは限りません。
大切なのは、あなたが迎えたいお客様にとって「通いやすいかどうか」。
- ・30〜40代の女性がターゲット
-
→ 落ち着いた住宅街でも問題なし
- ・仕事帰りに来るお客様が多い
-
→ 駅徒歩5分以内の価値が高くなる
- ・リラク・整体としてリピート前提
-
→ 多少隠れ家でも集客できる
“あなたのターゲットにとって便利な立地”を選ぶことが一番大切。
②| 階数:2階以上・地下でも集客できる
「1階じゃないと集客できないのでは…?」と不安に思う人は多いですが、これは誤解です。
SNSやGoogleマップ、ブログでの導線設計が育てば、
2階・3階・地下でも問題なく集客できます。
- エレベーターの有無
- エントランスの清潔さ
- 案内が分かりやすいかどうか
- 女性がひとりで入っても安心か
入口のイメージが悪い物件は避けたほうが無難ですが、階数自体は大きな問題ではありません。
③| 設備:水回り・電力・換気は要チェック
ここは意外と見落とされやすい部分ですが、サロン経営に最も深く関わるのが設備です。
特にチェックしたい項目は以下。
- 換気がしっかりできるか
- 水の流れが悪くないか
- トイレが綺麗で使いやすいか
- 電力容量(タオルウォーマー・空調・加湿器)
- 冬場の寒さ・夏場の暑さ
設備が不十分だと、お客様の快適さだけでなく、施術者自身の負担にもつながります。短期では気づきにくいので必ず内見時に確認してください。
④ |匂いと音:これが世界観を壊す最大要因
物件選びで最も軽視されがちで、でも実はもっとも重要なのが “匂いと音” です。
- 隣室からの生活音
- 上階からの足音
- 道路の騒音
- 飲食店からの匂い
- 排水の匂い
- エントランスの匂い
施術中に「ガタン!」という音がしたり、フライヤーの匂いが漂ってきたりすると、どんなに空間を整えても世界観が崩れてしまいます。
必ず、“静かな時間帯”だけでなく“夕方のピーク時間帯”にも外観チェックすることをおすすめします。
⑤ |光と空間:自然光の入り方は“世界観”を作る
写真映えも、空間の印象も、大きく左右するのが 自然光。
- 太陽光が入る時間帯は?
- 部屋は暗すぎない?
- 夕方の室内はどんな雰囲気?
自然光が柔らかく入る空間は、それだけで安心感が生まれ、お客様の緊張をほどきます。逆に暗い物件は、照明を工夫しないと「陰気」「重たい」印象になりやすいため要注意。
⑥ |建物の雰囲気:エントランスは“第一印象”
サロンは「空間の印象」で選ばれます。いくら室内を美しく整えても、建物の雰囲気が悪いと台無しに。
- エントランスの清潔感
- 郵便受けの汚れ
- 共用部の匂い
- 表札・看板の雰囲気
- 夜の安全性
お客様の多くは「エントランスを見た瞬間にリピートを決める」と言っても過言ではありません。女性がひとりでも安心して入れるか。これは必ず確認しておきましょう。
⑦| 契約条件:ここを見落とすと後で大きな負担に
最後に、もっとも重要なのが 契約条件のチェック。適当に契約してしまうと、後からトラブルにつながりやすい項目です。
- 原状回復条件
- 更新料の有無
- 解約通知の期限(1ヶ月前?2ヶ月前?)
- サロン営業可かどうか
- 看板設置の可否
- 防音工事の必要性
特に原状回復費は「思った以上に高額になる」ことが多く、退去時に突然50万〜100万円請求された…というケースも。契約書は必ず読み込み、不安があればオーナーや管理会社にしっかり確認してください。
まとめ|物件選びは「世界観」と「経営」を決める重要ステップ
サロン物件は、“ただの部屋”ではありません。それは、お客様が癒され、あなたの世界観が形になる 「舞台」 です。
そして同時に、あなたの毎日の働き方や負担、経営の安定にも直結します。
サロン物件で絶対に見るべき7つのポイント
- 立地(ターゲットが通いやすいか)
- 階数(二階・地下でもOK)
- 設備(水回り・電力・換気)
- 匂いと音(施術の質を左右)
- 光と空間(自然光は武器)
- 建物の雰囲気(エントランスの印象)
- 契約条件(原状回復・解約条件)
迷ったときは、「自分がお客様だったら、このサロンに通いたいか?」を基準に選んでみてください。

