「何から始めたらいいのかわからない…」
開業前の多くの方が、必ず一度は感じる不安です。
私自身も、初めてサロン開業したときは、「メニュー?場所?SNS?どう組み立てればいいんだ…」と頭の中がごちゃごちゃになった時期がありました。
でも実は、サロン開業のスタート地点で決めるべきことはとてもシンプルで“たった5つ”だけ。この5つが言語化できれば、その後の集客・価格設計・メニューづくり・発信…すべてが驚くほどスムーズになります。
今日は、その“サロン開業の最初の5ステップ”をまとめます。
① コンセプトを言語化する
サロン開業のすべては、ここから始まります。
「誰に」「どんな変化を届けるサロンなのか?」
この問いに答えられるかどうかで、あなたのサロンの未来は大きく変わります。
- 肩こりに悩む30〜40代女性に
- 心身の解放とメンテナンスの時間を届けたい
- 日常からふっと解かれるような癒しをつくりたい
こんなふうに、サロンの“存在理由”を言葉にしてみてください。
コンセプトが曖昧なままSNS発信を始めても、お客様にはメッセージが届きません。逆にここが明確だと、どんどん“選ばれる発信”に育っていきます。
② 理想の働き方を描く
サロン経営は、あなた自身の生活と直結しています。だからこそ、“理想の働き方”を明確にすることがとても大切。
- 1日何名施術したい?
- 休日はどれくらいほしい?
- 朝型?夜型?
- 仕事とプライベートのバランスは?
これを決めずに開業すると、疲れ切って続かなくなる人が本当に多いです。反対に、“自分のペースで働ける設計”ができているサロンは長く愛され、オーナー自身も心地よく続けられます。
③ ターゲットを具体化する
「誰に届けたいか」を明確にすると、あなたの発信にも、メニューにも、空間づくりにも“軸”が生まれます。ターゲットを設定するときは、年齢だけではなく“人生ごと”をイメージするのがポイント。
- どんな生活リズムの人か
- どんな悩みを抱えているか
- 何を大事に生きている人か
- サロンに来る理由は?癒し?改善?自分時間?
“この人のためにつくったサロンです”と言い切れるくらいまで具体化してみてください。ターゲットを深く理解したサロンは、自然と「ここだ」と選ばれます。
④ 価格とメニューを方向づける
価格設定は、経営に直結する“生命線”です。
オススメなのは、下記の順で逆算すること。
- 目標収入
- 経費計算
- 必要売上金額
- 稼働日数
- 施術数
- 理想単価
例えば…
- 月に40万円の収入が欲しい。
- 賃料や光熱費などが15万かかる。
月40万円の収入を得るためには、収入+経費を足した金額が目標売上。つまり、③55万円が売上目標。
④週5日働く、⑤1日3名施術できる。
→ 55万円 ÷(20日 × 3名)= 9,167円(理想単価)
ここに、技術・空間・施術時間・あなたが提供したい価値をのせて実際の価格に調整します。“安さ”で選ばれる価格ではなく、“価値”で選ばれる価格をつくることが大切です。
そして、メニューは松・竹・梅の3つ構成がもっとも選ばれやすく、初めての方にも分かりやすい設計になります。
⑤ 空間・立地・環境を整える
人は「空間」で判断します。
施術者の技術がどれほど素晴らしくても、
・照明が暗すぎる
・匂いが合わない
・音が落ち着かない
・雑然としている
そんな空間では、価値が正しく伝わりません。
逆に、“世界観に統一感がある空間”はそれだけでブランド力になります。立地も大切ですが、SNS発信を強化すれば二階・地下・住宅街でも問題なく集客できます。最も重要なのは、「来てよかった」と思える空間づくりです。
まずはこの5つを書き出してみてください。
サロン開業は、やることが多くて圧倒されるもの。
でも実は、最初にこの5つを言語化しておけば、その後の迷いが一気に減り、あなたらしいサロンづくりが進みます。
- コンセプト
- 働き方
- ターゲット
- 価格設計
- 空間づくり
これらが明確になったとき、サロンはあなたの“物語そのもの”になります。
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