ホットペッパーに掲載していると、担当者からこんな提案を受けることがあります。
「ブログを書いて、ホットペッパー内で上位表示させましょう」
実際、ホットペッパー内ではブログを更新しているサロンの方が露出が増えやすいのは事実です。
その流れで、「じゃあ、ホームページも同じように書けばいいんだ」と思ってしまう方も多いのですが、ここには大きな落とし穴があります。
結論:ホットペッパーの書き方を、そのまま真似るとSEOは弱い
先に結論からお伝えします。
ホットペッパーで書いているブログの書き方を、そのまま自分のホームページに持ってきても、SEOとしてはかなり弱くなりやすいです。
理由はシンプルで、ホットペッパーと自分のホームページではSEOの前提条件がまったく違うからです。
ホットペッパーブログが上位表示される本当の理由
ホットペッパー内でブログが上位表示されると、「この記事、SEO強いんだ」と感じてしまいがちですが、実はそうとは限りません。
ホットペッパーのブログが表示されやすいのは、
- ホットペッパー自体のドメインが強い
- 媒体内ルールに沿って表示順位が決まっている
- 更新頻度や投稿数が評価されている
といった、媒体の力を借りているケースがほとんどです。
つまり、記事そのものがSEO的に強いのではなく、ホットペッパーの看板で表示されているという状態です。
ホットペッパーブログには「Hタグ」が存在しない
ここが、ホームページSEOと決定的に違う点です。
ホットペッパーのブログには、H1・H2・H3といった見出しタグ(Hタグ)が存在しません。
SEOでは、
- タイトル
- 見出し構造(Hタグ)
- 記事の構成
- キーワードの配置
が非常に重要です。
でもホットペッパーブログでは、
- 見出しはただの装飾
- 構造としてのHタグがない
- 検索エンジンに「どこが重要か」伝わらない
という状態になります。
そのため、ホットペッパー内では成立していても、ホームページSEOとしては評価されにくい構造なのです。
「同じ内容を載せればいい」は危険な考え方
よくあるのが、ホットペッパーで書いたブログをほぼそのままホームページにコピペするというケース。
これも、SEO的にはおすすめできません。
理由は、
- タイトルが検索を意識していない
- 見出し構成がない
- キーワードが曖昧
- 誰のどんな悩みに向けた記事か不明確
という状態になりやすいからです。
ホームページのブログは、検索している人の「質問」に答える場所。ホットペッパーのブログとは、役割そのものが違います。
ホットペッパーとホームページは「目的」が違う
整理すると、こうなります。
- 媒体内での露出を増やす
- 更新している感を出す
- クーポンやキャンペーンの補足
- 検索している人の悩みに答える
- 判断材料を渡す
- 信頼を積み上げる
同じ「ブログ」という名前でも、目的がまったく違うのです。
ホームページでSEOを強くするために必要なこと
ホームページのブログでは、
- タイトルに何を入れるか
- どんな悩みを想定しているか
- 見出しで話の流れが整理されているか
- 固定ページにつながる導線があるか
といった点を、意識して設計する必要があります。
これは、ホットペッパーでは求められない視点です。
ホットペッパー担当者の提案が「間違い」なわけではない
ここで大切なことをひとつ。
ホットペッパーの担当者が言っていることは、ホットペッパー内の話としては正しいです。
ただし、ホットペッパーのような媒体内SEOと自社ホームページSEOは、別物。
同じ基準で考えてしまうと、「頑張って書いているのに、検索では全然出てこない」という状態になります。
まとめ|媒体とホームページは、役割を分ける
ホットペッパーでブログを書くこと自体が悪いわけではありません。
ただし、以下の違いを理解することが大切です。
- 媒体は「借りている場所」
- ホームページは「自分の資産」
ホットペッパーは集客の入口のひとつ。ホームページは、信頼を積み上げる土台。
それぞれの役割を分けて考えることで、集客はずっと安定しやすくなります。
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