サロン集客の話をすると、今や当たり前のように出てくるのが
- LPを作りましょう
- 広告を回しましょう
- SNSからLPに流しましょう
という流れです。
実際、これらは間違いではありません。ただ私は、サロンを運営する中で あえてこの方法を選びませんでした。
それでも現在、
- LPは作っていない
- 広告は一切出していない
- SNSやその他の広告費にも頼っていない
という状態で、毎月安定して新規のお客様に来ていただいています。
今回は
「なぜその選択をしたのか」
「どういう構造で集客しているのか」
を、サロンオーナー目線で整理してみたいと思います。
LPも広告も否定しているわけではない
最初に伝えておきたいのは、LPや広告そのものを否定したいわけではない ということです。
LPは、商品単価が高い・継続課金がある・広告費を回収しやすい。こうしたビジネスでは、非常に相性が良い。サロンビジネスでも、状況によっては有効な場面はあります。
ただ、私が違和感を持ったのは「LPを集客の軸にしよう」とする考え方 でした。
LP集客が前提にしている構造
一般的に、LP集客の導線はこうです。
- SNS → プロフィールリンク → LP → 予約
- 広告(Google・Metaなど)→ LP → 予約
この流れの特徴はとてもシンプルで、流入の源が、常に外部にあるということ。
- SNSを投稿し続けなければならない
- 広告費をかけ続けなければならない
- 止めた瞬間、流入も止まる
つまり、
集客=常に動き続けること
という構造になりやすい。

施術が本業のサロンオーナーにとって、これは決して軽い負担ではありません。
私がLPと広告を選ばなかった理由
理由はシンプルです。
① コストが中長期でかかり続ける
LP制作費や広告費、改善・検証などのコストがLP集客を止めない限り、支出は延々と続きます。
② 利益率が下がりやすい
サロンは、物販や講座ビジネスほどLTVが大きくありません。広告費をかけるほど、「忙しいのに手元に残らない」 状態になりやすい。
③ 集客に主導権がない
アルゴリズムや広告単価に左右される集客は、自分でコントロールしづらい。この構造に、私はあまり安心感を持てませんでした。
私が選んだのは「集客の自動化」
そこで意識したのが、集客の自動化 という考え方です。
ここで言う自動化とは、お金も時間もかけずに集客すること。ただし、楽して集客する という意味ではありません。



正確には、最初に時間を使って仕組みを作り、その後はほぼ何もしなくても回り続ける状態のことです。
ホームページを「集客の軸」にする
私がやっている集客の軸は、とてもシンプルです。
- ホームページを持つ
- 検索される悩みに対して記事を書く
- 必要な人に見つけてもらう
いわゆる SEO集客 です。
SEOは即効性はありません。ですが、一度上位表示されると、
- 広告費はかからない
- 発信を止めても流入は続く
- 記事が資産として残る
という性質があります。
実際、どうなっているか
私のサロンは、
- 広告を一切出していない
- LPも作っていない
- SNS集客にも依存していない
それでも、ホームぺージ検索からの流入を軸に、毎月15人前後の新規のお客様 に来ていただいています。
結果として、
- 集客に追われない
- 広告費がかからない
- 利益率が高い
という状態を維持できています。これは特別なことではなく、集客の軸をどこに置くかの違い だと思っています。
LPは「軸」ではなく「選択肢」
私の考えでは、
- 軸:ホームページ・SEO
- 加速:LP&広告
この順番が自然です。
土台がない状態でLPに頼ると、集客は常に不安定になります。逆に、検索からの流入という土台があれば、LPや広告は「必要なときに使う手段」になります。
集客方法に正解はない。でも構造は選べる
LP集客が合う人もいれば、SEO集客が合う人もいます。
ただ一つ言えるのは、集客は、頑張り続けるものではなく設計するものだということ。
自分の体力や時間を削りながら続ける集客では、サロン経営は長く続きません。どんな集客方法を選ぶかよりも、どんな構造で集客するか。それを一度、立ち止まって考えてみてもいいのではないでしょうか。









