サロン経営でよく悩まれるテーマのひとつが、「回数券や継続プランをどうやって自然に提案すればいい?」というもの。
- 売り込みと思われたくない
- 無理に勧めるのは気が引ける
- タイミングが分からない
- 言い方が難しい
- 自分も気まずくなる
こんな気持ちを持つサロンオーナーさんは多いはず。でも実は、自然に・心地よく・喜ばれながら 回数券を提案する方法があります。
それは、「売るための提案」ではなく、“お客様の未来に必要な提案” に切り替えること。
今日は、売り込まずに“選ばれる”提案のコツをまとめてお伝えします。
回数券・継続プランを“自然に”提案するコツ
①|回数券・継続提案は“施術の一部”である
多くの人が「回数券=販売」と勘違いしてしまっていますが、「回数券=改善プランの提示」。
美容も身体のケアも、1回で劇的に変わるものではありません。だからこそ、「どう通えば良い状態を保てるのか」を伝えるのは施術者の大切な役目です。
提案は「売る」ではなく、“お客様に最適な通い方をお伝えする”
このスタンスに変えると、自然に、安心感のある提案になります。
②|タイミングは“施術後のお客様の変化”に合わせる
自然に提案するための一番大切なポイントは、タイミングを間違えないこと。
提案のベストタイミングは…
✔ 施術後、お客様が「変化」を実感した瞬間
- 「軽くなった気がします」
- 「肩が動きやすい」
- 「すごい!体が楽…!」
このような“気づき”が出たときがもっとも自然で、もっとも受け入れられやすいタイミング。逆に、変化を感じていない段階で提案すると違和感になります。
③|提案の前に“事実”をしっかり伝える
回数券が自然に受け入れられるかどうかは、事実の共有ができているか。
▼ 事実の共有とは?
- 今の身体の状態はどうなっているか
- どこが原因になっているか
- 改善にはどれくらいの時間が必要か
- 放置するとどうなるか
- 施術の優先順位はどこか
これを丁寧に伝えることで、お客様は「確かに、継続したほうが良いかも」と自然に感じます。事実の説明があると、提案は“売り込み”ではなく“必要なアドバイス”に変わります。
④|「通い方」を先に伝えると、提案が自然になる
提案の鉄則は、“回数券の話より先に通い方を伝えること”。
▼ 例:自然に伝わる会話
今のお身体の状態だと、次は○週間以内に来ていただけると、今日の変化がしっかり定着していきます。○回ほど続けると、かなり楽な状態を保てると思いますよ。
この“通い方の提案”をした後で、はじめて回数券の話につなげます。
▼ つなぎ方の例
もしご負担にならなければ、この○回分をセットにした回数券があって、通われている方に人気です。無理にはおすすめしませんので、合いそうならご検討くださいね。
これだけで、売り込み感ゼロになります。
⑤|「あなたには必要ない場合もある」を伝える
売り込みに見えない最大のポイントは、“あえて勧めないスタンスを示すこと”。
もちろん、月1だけでも十分整えられている方もいらっしゃるので、無理に続ける必要はありません。○○さんの場合は、○週間以内に来ていただけるとより良い状態をキープできます。

「必要ない人もいる」という前提を伝えることで、提案が非常に自然になります。
⑥|回数券は“未来の変化”をイメージできると選ばれる
回数券が選ばれやすくなるのは、お客様が “変化の未来”をイメージできたとき。
▼ 伝えたいのは価格ではなく“未来”
- 肩こりが軽くなって、仕事が楽になる
- 生理前の不調が減り、生活が安定する
- 自律神経が整い、睡眠の質が変わる
- むくみが軽くなり、朝起きるのが楽
- 心のこわばりがほぐれて、感情も整う
未来のイメージができると、人は自然と“継続したい”と感じます。そして提案が「喜ばれる」ようになる。
⑦ |回数券に“押し売り感”が出るのは“説明不足”が原因
押し売りっぽくなるのは、高い・しつこい・売り込み…ではなく、
ただの「説明不足」。
- なぜ必要なのか
- どう改善するのか
- どのくらいの期間が必要なのか
- どんな変化が期待できるのか
この説明が不足すると、お客様は判断ができず、不安になります。
判断材料を渡すことが、お客様への最良のサポートです。
⑧ |無理に売らなくても、回数券は“選ばれる”
本質的な話をすると…回数券は「売るもの」ではなく「選ばれるもの」。
提案する側が自然で、誠実で、押し付けない姿勢でいると、お客様は安心して決められます。
その結果、
- 無理なく通える
- 変化が積み重なる
- 関係性が深まる
- あなたのサロンが生活の一部になる
という理想的な状態が生まれます。
まとめ|回数券は“お客様の未来のためのステップ”
自然に提案できるサロンは、お客様の身体・心・生活を第一に考えているサロンです。
- まずは変化を一緒に確認する
- 事実の共有を丁寧に
- 通い方を先に伝える
- その後に回数券につなげる
- 無理に勧めない姿勢
- 未来の変化を言葉にする
“売るための提案”ではなく、“お客様の未来を守るための提案”。
あなたのサロンの回数券は自然と選ばれるようになります。あなたの施術と世界観をしっかり届けるために、ぜひ活かしてください。







